【JMCシリーズ】 第2期G3に3大会の加盟が決定:日本選手権者、ブダペスト2023世界選手権日本代表、パリ五輪MGC出場権は誰の手に!?
2022.10.03
「ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ」(以下、JMC シリーズ)について、日本陸連ロードランニングコミッション(以下、JRRC)による審査の上、「第53回防府読売マラソン大会(女子)」・「第61回延岡西日本マラソン大会(男子)」・「とくしまマラソン2023(男女)」の3大会がJMCシリーズ第2期グレード3(以下、G3)に加盟することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
今回新たに発表した第2期G3の大会はマラソングランドチャンピオンシップ(以下、MGC)のワイルドカード対象大会となります。G1の大会は、「ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会」の日本代表選手選考競技会及びマラソングランドチャンピオンシップチャレンジとして開催されます。G2の大会は、マラソングランドチャンピオンシップチャレンジとして開催されます。
2022年10月以降の国内大会については、引き続き加盟申請を受け付け、JRRCでの審査を経て随時発表いたします。
JMCシリーズ第2期 加盟大会・ポイント対象大会
(1)JMC シリーズ加盟大会 男子・G1:北海道マラソン2022/2022年8月28日
・G1:福岡国際マラソン2022/2022年12月4日
・G1:第53回防府読売マラソン大会/2022年12月4日
・G1:第71回別府大分毎日マラソン大会/2023年2月5日
・G1:大阪マラソン2023/2023年2月26日
・G1:東京マラソン2023/2023年3月5日
・G3:第61回延岡西日本マラソン大会/2023年2月12日
・G3:とくしまマラソン2023/2023年3月19日
(2)JMC シリーズ加盟大会 女子
・G1:北海道マラソン2022/2022年8月28日
・G1:第42回大阪国際女子マラソン大会/2023年1月29日
・G1:東京マラソン2023/2023年3月5日
・G1:名古屋ウィメンズマラソン2023/2023年3月12日
・G2:大阪マラソン2023/2023年2月26日
・G3:第53回防府読売マラソン大会/2022年12月4日
・G3:とくしまマラソン2023/2023年3月19日
(3)JMC シリーズポイント対象大会(2022年4月1日~)
・WAエリートラベル以上のレース
(JMC シリーズに加盟していない国内のWAエリートラベル以上のレースは含まない。)
・オレゴン2022世界陸上競技選手権大会
※赤字は今回新たに加盟を発表したもの。
※2022年10月以降の国内大会については、引き続き加盟申請を受付中。(今後、追加となった加盟大会は随時発表する。)
※G3大会は男子2時間15分00秒以内/女子2時間36分00秒以内の場合のみ、各日本人上位3名に順位ポイントが付与される。
JMCシリーズ シリーズⅡ 対象期間・成績の決め方について
■JMCシリーズとは
]JMCシリーズは、全国各地の公認マラソン大会も加盟できる仕組みから各大会、日本のマラソン全体の活性化につなげるとともに、一定期間内の獲得ポイントで決定した総合成績から、日本選手権タイトルや日本代表選考を行う新たな仕組みとして2021度から創設されました。シリーズⅠでは男子が鈴木健吾選手、女子は一山麻緒選手がシリーズチャンピオンとなりました。4月1日より、シリーズⅡ第2期がスタートしました。■JMCシリーズ シリーズⅡ 対象期間について
シリーズⅡ対象期間:2021年11月~2023年3月※第1期:2021年11月~2022年3月
※第2期:2022年4月~2023年3月
・2022年4月1日~JMCシリーズの国内加盟大会の男女それぞれ最後の大会を期限とする。
・JMCシリーズ国内加盟大会の最後の競技会以降に開催されるWAエリートラベル以上のレースは第2期の期間に含まない(ポイント対象大会とならない)。
・第2期の期限はJMCシリーズの国内加盟大会が決定次第、発表する。
■JMC シリーズⅡの成績の決め方
JMCシリーズⅡの成績/JMCポイント *1の決め方は下記のとおりといたします。(1)2期間(第1期と第2期)に各競技者が出場したシリーズ加盟大会・ポイント対象大会のうち、下記の条件下で3大会中、パフォーマンスポイント*2が高い上位2大会の合計で争う。
<条件>
① JMCシリーズ加盟大会・ポイント対象大会で、第1期と第2期合わせて3大会出場し記録(完走)を残すこと。
② JMCポイントは出場3大会のうち、パフォーマンスポイントの上位2大会の合計とする。
③ 3大会のうち少なくとも1大会は第2期のJMCシリーズ加盟大会であること。
④ シリーズ内(第1期、第2期)で海外のWAラベル大会(エリートラベル以上)はパフォーマンスポイントの高い1大会のみ有効とする。
⑤ 日本代表として出場した国際大会(第2期のオレゴン2022世界陸上競技選手権大会)はJMCシリーズポイント対象大会とする。
⑥ 途中棄権(DNF)はカウントしない。
(2)JMCポイントが同点だった場合
① 当該競技者について対象2大会のうち最も良いポイントの大会を比較し、ポイントが高い方を上位とする。
② それも同点の場合、2番目の大会を比較する。
③ それも同点の場合、対象大会の中で最も良い記録を比較する。
*1 パフォーマンスポイントが高い2大会の合計をJMCポイントと呼ぶ
*2 パフォーマンスポイント=記録ポイント(*3)+順位ポイント(*4)
*3 WAスコアリングテーブルを基に算出したポイント。第2期からは2022年1月に定められたスコアリングテーブルを使用。第1期は旧スコアリングテーブルを使用。
*4 大会のグレードに応じた日本人選手のみに付与するJMCシリーズ独自の順位のポイント
JMCポイントランキングとは
・JMCシリーズの総合成績は、「JMCポイント」の順位によって決定しますJMCポイントとは、1つのシリーズの期間内に出場したJMCシリーズ対象大会において、条件に基づき採用された3大会のうち、パフォーマンスポイント(記録ポイントと順位ポイントの合計)の高い2大会のポイント合計のことです。詳しくは、以下「JMCシリーズとは/ポイントと成績」をご確認ください。
・シリーズⅡ終了時(2023年3月対象大会終了時点)のJMCポイントランキング1位(シリーズチャンピオン) は、第106回日本陸上競技選手権大会優勝者となります。
・同シリーズチャンピオンは、2023年開催の「ブタペスト2023世界陸上競技選手権大会」マラソン日本代表に内定します。
・1位(シリーズチャンピオン)には、トロフィーとメダルと賞状を、2位(JMCポイントランキング2位)・3位(同3位)にはメダルと賞状を、4~8位(同4~8位)には賞状を授与します。
・同シリーズチャンピオンには660万円、ポイントランキング2位の選手には330万円、3位の選手には165万円、4位120万円、5位90万円、6位60万円、7位45万円、8位30万円、男女合計3000万円の賞金が贈られます。
・シリーズⅡ終了時のポイントランキング上位8名は、MGC出場権を獲得します
(既にMGC出場権を獲得した選手が、シリーズⅡで上位8名に入った場合でも繰り上げは行わない。)
JMCシリーズ特設サイト
>>https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/
■JMCシリーズポイントランキングhttps://www.jaaf.or.jp/jmc-series/series2/ranking/
■「ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会」選考要項
https://www.jaaf.or.jp/news/article/15943/
■MGC特設サイト
http://www.mgc42195.jp/
■北海道マラソン2022 ダイジェスト
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1663/